【ヒーラー名】
横地幸子 よこちさちこ

MMS公認ヒーラー・チャネラー
山梨県南アルプス市在住。

私は、偉大なる富士山と豊かな自然に囲まれた山梨の地で生まれ育ちました。幼少期はとてもおてんばで男まさり。天真爛漫な子どもでした。毎日友だちと野山を駆け回ったり、木登りをしたり、でもその一方で本を読むのも大好きでした。『妖怪大辞典』『UFOの秘密』『超常現象』『妖精の世界』などなど、一通りは読破したと思います。本に描かれているような目に見えない世界が当たり前にあると思っていましたし、私自身、大きくなったら魔法使いになるんだと本氣で思っていました。

一方で、そんなことを口にできるような家庭環境でありませんでした。両親の仲が悪く、家の中がいつもピリピリしていたのです。だからこそ本の世界、魔法の世界に居場所を求めていたのかも知れません。そこにいる時こそが、本当の私でいられたのです。

中学、高校では吹奏楽に出会い、初めて家以外の居場所を見つけることができました。音楽好きの母の影響もあり、小さな頃かクラシックをよく聞いていたので、あの楽曲が自分たちで演奏できることに感動し、夢中で練習したものです。もちろんプロのようにはいきませんでしたが、音楽の中にいることも本の世界と同様に、私たちを自由な空想の世界に連れて行ってくれたのです。

音楽に夢中になった私は、当時本氣で音大を目指そうとしていました。でも現実は厳しく、また挑戦する勇氣もなかった私は志半ばで進路変更をしたのです。「やっぱり堅実に生きなきゃ」両親の勧めもあり、就職に困らないであろう看護学校を受験しました。しかしそのおかげで、のちの伴侶となる主人と出会えたので、よかったと言えばよかったのかな(笑)。

看護学校はもちろんですが女子ばかり。二十歳前後の一番いい時期に、男性との出会いがないなんてあり得ない!と私と氣持ちを同じくする友達二人と出会いを求めて、医大のハンドボール部のマネージャーになりました。強引に(笑)!そこで主人と出会ったわけですが、友達にはよく医大生をゲットしたねと言われますが、まさにその通り。狙った獲物を捕らえるハンターの素質が私にあったことを、その時に自覚したのです(笑)。

主人と出会えたことで、私の人生は一変します。私のすべてをそのまま受け入れてくれる人がこの世にいるんだということに驚き、それと同時に私の中で蓋をしていた本当の自分がどんどん顔を出してくるようになりました。

これは一見いいことのようにも聞こえますが、結婚、出産、そして山梨から離れて主人の両親の近くに住むということに対して、私自身に氣持ちが追いつかず、いつも精神的に不安定だったと思います。主人に対して感情を爆発させることがよくありました。そして長男に対してもそれはあり、冷静な判断ができない、いわゆる”毒母”になっていたのです。

子どもの誕生は、私が育ってきた道を思い出すきっかけとなりました。

家の中はいつも争いが絶えなかったのに、人様に恥ずかしくないように、それを外には一切見せず、外見ばかりを取り繕う母。私のためを思っての優しさが実は自分の劣等感を補うものであったこと。そして父の存在も私には恐怖で、常に母を守らなければと思っていたこと。私の感情を自由に表現することは、いつ誰かの感情を刺激してしまうのではないかという怖さで、蓋をしていたこと。まさざまなことに氣づいたのです。

私は親のようになりたくないと思っていながら、家の中は私が育った時のように子どもに緊張を与える場所になっているのかも知れない。私は子ども達に感情の蓋をさせているかも知れない。これではいけないと思うようになりました。

具体的なきっかけは、長男が不登校になったことが大きいのですが、それは本当にサインだったなと今では思います。私はこままではいけないと教えてくれたサイン。

そこから私は、自分というものを探求し始めました。はじめは数秘術に出会い、自分のことや家族のことが面白いように当たっていたので、その学びにのめり込みました。子どもは親から生まれてきているが、同じものでも分身でもなく、別の個性を持った人間なんだと当たり前のことに氣づかされました。

数秘術を人に伝えるようになり、講座も開催したりと、以前の私とは別人のように自信を持って行き始めていたのですが、たくさんの人に伝えれば伝えるほど、本当のところは数秘術だけでは変わらないと思うようになったのです。

それは私自身にも言えることでした。いくら外見をオシャレにするようになり、華やかに見えるようになっても、中身の部分で劣等感の塊のドロドロした私が時々顔を出すのです。理性で抑えようと思っても、他のことで解決しようと思ってもなかなか難しい。人は容易には変わらないのだと虚しくなってきました。

そんな時にアデプト・プログラムに出会ったのです。2019年1月のことでした。胡散臭さしか感じなかったのですが、何かが変わるかも知れないという氣持ちが心のどこかにあり、いつの間にか申し込んでいました。

アデプトの講義は、不思議なものや理解できないものもあったけれど、ワクワクしてしまう不思議な感覚がありました。そう、それはまるで小学生の時、大好きな本をむさぼり読んできた時の氣持ちに似ていました。

頭の中ではちゃんと大人になって、しっかり子どもを育てて、家庭を守ってと思っているのに、それが私の役目だと思うのに、別の私が言うのです。あなたにはもっとやることがあるんだよ!いつまで普通に生きてるの?もっとワクワクすること、あなたにしか出来ないことをやりに来ているのに、忘れちゃったの?と。

アデプト・プログラムを受けてから、そのワクワク感は今もずっと続いています。私は母としての役目、妻としての役目、看護師としての役目、他にも色々あるけど、それは全部私が演じている役柄。本当の私がこの地球でやらなければいけないことは別にあった!それを見つける道を歩いている。自分をもっともっと知って、私にしか出来ない世界を表現していく。そんな風に感じるのです。

私はいつの間にか数秘術よりもアデプト・プログラムを人に勧めるようになっていました。モダンミステリースクールでは、形而上学という目に見えない世界の学問を学ぶことができます。そして銀河や宇宙から来ているエネルギーを受け取ることも出来るのです。もう、私の大好きだった世界そのものなのです。

これが埋めれてから今日までの私の経歴。真面目に頑張ってはみるものの、他の人のようにうまくいかず、私って全然ダメと思っていた時から比べると断然今の自分の方が楽しくやっていると思います。

夫婦喧嘩も、親子のすれ違いも、友人が離れていくもの、仕事での失敗も、いろんなことが現在進行形でありますが、それでも唯一無二の私の存在をとても愛おしく感じることができるようになりました。自分を好きになるってかなりのハードルだったので、今の自分が嘘みたいです。

あなたが今、何かに悩んでいたり、人生に生きがいを感じられなかったり、無気力になったりしていたら、どうぞ私のところに来てください。あなたを笑顔にさせる自身がありますよ。おやじギャグ100連発で!